Life in Texas

ヒューストン de 駐妻生活
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笑ってお産・・・分娩編
次女誕生



おかげさまで2/15(金)午後12時56分に元気な女の子を出産しました。



第二子とはいえ、アメリカでの初出産。

これはなかなか出来ない経験であり、日本での出産を経験している私としては、その比較、違いにとても楽しませてもらいました。忘れないうちに記録しようと思います。


かなり長いので、興味のある方だけどうぞ。
15日は計画分娩の予定日。異常も無いのに、生まれる前から誕生日の決まっていること、本来の予定日よりも5日早く、陣痛も起きてないのに、誘発剤を使うこと、無痛分娩の為に麻酔を使うこと。

「自然の摂理に反しているのでは?」と思う人も多いはず。特に日本人は。


私自身、そのことについて、後ろめたさや抵抗、罪悪感は・・・



全くありませんでしたっ。まったくね。


むしろ、スムーズに出産できること、旦那も確実に立ち会えること、なによりも上の子のためにも、この計画分娩は本当に有難いものでした。なぜもっと日本で普及しないのか不思議なぐらい。



娘を母に預けて、私達夫婦は朝7時に病院へ。点滴などの処置を受けた後、40分ぐらい質問攻めに。それから陣痛誘発剤の投与開始。

これ、前回使ったことがないため、少々怖さもあったのだが、緩やかな滑り出しで「あ〜そういえばこんな痛さだったなぁ」と思いながら余裕でのがす。痛さもそれほどでもなく、7分間隔。

前日、遠足の前の日のようなワクワク感であまり寝れなかったこともあり、痛みよりも眠気が勝る・・・いつのまにか夢の中。




「調子どぉ〜?いよいよね〜」


ハイテンションな声で目を覚ます。主治医登場。時計の針は10:30。「陣痛どぉ?」と聞かれ、「忘れるほど寝てました」とは言えず、「だ、大丈夫」と言ってみる。

主治医がモニター(ベビの心拍数と陣痛の波の測定器)を見ながら内診。「(子宮口)3.5cmね。」と言いながら、ナースに目で合図。ナースが長い棒のようなものを用意すると、ためらいも無く私の中へ・・・


え?え?え?何すんの??と思った瞬間・・・



ドバァァァ!!!!



同じく寝ぼけていた旦那が一気に覚醒。旦那が「い、今、何を?!」と聞くと「ん?あ、破水させたの。これで早く済むよ。」と言い、笑顔で「じゃ、また後でね♪」と去っていった。。。


夫婦して「すげぇことするなぁ」と苦笑しているのもつかの間、陣痛が一気に加速!


「い、痛い、まじで、い、い、痛ったぁ〜〜い」


陣痛はあっという間に3分間隔へ。しかもかなり痛い。私、今回無痛を希望してたから痛さへの覚悟を全く持っていなかった。しかも初めから3cm開いてたし、Epidural(麻酔)は4〜6cmぐらいで打つって噂に聞いてたから、まさかこんな痛さを再び経験すると思ってなかった。


もがいている私にナースが「Epidural打つ?」と聞いてきたので、激しくうなずいた。・・・だって!これをどれだけ楽しみにしていたことか!っていうか、早くしてくれないと間に合わないよ。。。



11時すぎたころ、かなり優秀そうな麻酔師のオヤジがやってきたときは既に1分間隔。低い声で旦那と話しているが全く耳に入ってこない。声を出さずには逃せない激しい痛み・・・。

私の記憶が正しければ、これは前回「9.5cmかな」と言われたときの、いきむ直前の痛さだ。きっと麻酔師は「もう間に合わない」と言っているに違いない。

陣痛の山のたび、旦那の手の血が止まるほど強く握った。ベタに「ひ、ひ、ふー」と言ってくれた旦那だが、もはやそんなんでは逃せない粋に達していた。絶対間に合わないって思った。




・・・さよなら、私のEpidural・・・


・・・さよなら、憧れの無痛分娩・・・



痛さで意識も飛びそうなときに、ナースや麻酔師が、こう座れだの背中丸めろだの体勢を指示してくる。


・・・ブツブツうるせーんだよ。。。。と急にガラ悪く、投げやりになる私。


旦那が「大丈夫、間に合うってよ、もう少しだから頑張れ!」と言い、そこで初めて背中に何か施されている感触を覚えた。


効くのに10分ほどかかるといわれたが、その効果は3分後ぐらいから現れた。さっきより痛くないから、だいぶ痛くない、全然痛くないへ移行して行き、私は笑顔を取り戻した。


す、すごすぎるEpidural!!!


11:30すぎには痛さは消えていたが、モニターを見ると1分間隔でものすごい強い陣痛の波が起きていた。それを他人事のように笑って見る私達。そしてやはり麻酔前の内診で子宮口は9.5cm開いていたらしい。けどベビがまだ上のほうだったから間に合ったんだって・・・よかった。


それからしばらくして、ベビが下の方に降りた感覚があり、ナースに告げると、内診。「あ、もうすぐそこにいるわ。先生呼んでくるっ」と慌てて外へ。


すぐにナースが3,4人ぞろぞろとやってきた。超ベテランそうなオバちゃんナースはマスク越しにガムをクチャクチャ噛んでいるのがわかった。ダミ声で「いよいよね〜準備はいい?」と言ってきた。

そして、ここでやっと主治医、二回目の登場。ガムおばちゃんと世間話しながら着替えてる。

若いナースが「push(いきみ)の練習しましょう」と言い、陣痛の山に合わせてpushした。・・・すると、ナースが私の股ぐらと主治医をチラチラと交互に見ながら「せ、せんせい?は、早く早く」と焦っている。



それを聞いて主治医がこちらを見ると「wait、wait、wait、wait、wait!!!」と駆け寄ってきた。つか、waitって(^^;。


旦那がそっと覗くと「うぉぁっ!!!頭出てる!!」と。確かに何か挟まっている感じがあったが、いまいちわからず。


それから、またpushすると、スルッとベビが出てきました。


3462g、51cmの元気な女の子の誕生です。上の子よりも3日長くお腹にいたせいか、12g重く、1cm背の高い次女ちゃんです。


この感動は、本当に言葉には表せないものですね。自然と涙がこぼれます。



主治医が「へその緒切る?」と旦那に言うと「ぜひぜひ」とばかりに切らせてもらってた。実は前回、(なぜか)懇願したのにもかかわらず断られたとかで、かなり残念がっていた旦那。想像していた感触とちょっと違ったらしく、妙に興奮しながら「夢がかなった」と満足げ。

気づかぬうちに会陰切開されていたらしく、主治医が縫っている間、大股開いている私の左足ひざを肘掛にしながらガムおばちゃんがまた世間話をはじめた。

ベビはひとしきり私に抱かれた後、タオルで綺麗にぬぐわれている。

そんな姿を痛み無く傍観できた私。無痛にしてほんとに、ほんとによかった。


私達と写真を撮った後、主治医はまた「じゃ、今度は6週間後ね〜」と笑顔で去っていった。


・・・今思えば。産科検診のときにやたら待たされて、やっときた主治医が「ごめんね〜、分娩の途中でさ。」と言っていて「え。大丈夫なの?!」と思っていたが、こういうことだったのか。


とにかく。何もかにもが新鮮で、楽しかった。産みの苦しみも味わえたし(^^;。。。大・大・大満足の結果でした。



「おつかれさま」



旦那が一言言い、私達夫婦最後の妊娠・出産の幕がおりました。


主治医と次女


主治医と次女。出演回数は少なかったが(笑)とてもいい先生でした。
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